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      2. トップメッセージ

        代表取締役社長

        企業ビジョンであるKAYAKU spiritを実踐し、事業を通じて持続可能な社會?環境に貢獻し続けます

         CSR情報2020年度版のご紹介に當たりご挨拶申し上げます。
         私たち日本化薬グループはKAYAKU spirit「最良の製品を不斷の進歩と良心の結合により社會に提供し続けること」を企業ビジョンとしています。KAYAKU spiritは、一人ひとりの良き心を結び合うという「良心の結合」のもと、途切れることなく進歩を続けるという「不斷の進歩」によって、世の中に必要とされる「最良の製品」を提供し、社會に貢獻し続けようという、當社グループ共通の理念です。
         當社グループは、KAYAKU spiritを実現し、すべてのステークホルダーの信頼に応えるため、CSR重要課題(マテリアリティ)を特定し、中長期重點課題と連動した中期CSRアクションプランに取り組んでいます。CSRレポート冊子版は、日本化薬グループのCSR重要課題(マテリアリティ)の取り組みの一部をトピックスとしてご紹介し、より詳細版としてウェブサイトを公開しております。合わせてご覧いただき、當社グループのCSR経営へのご理解をいただけますようお願いいたします。

         KAYAKU spiritの中で、私自身は特に「良心の結合」という言葉を大事にしており、KAYAKU spiritの実現のために、私は日本化薬グループのすべての社員が仕事を通じて幸福を感じられる企業にしたいと考えています。私たちが仕事をする上で、経済的な安定や健康で安全な労働環境などはもちろんとても大切なことですが、自分が成長できている、周囲を信頼できている、自分は貢獻できている……といった、実感を伴う幸福感が不可欠だと思います。幸福感を得た一人ひとりが、お互いのことを想い合いながら、全員で力を合わせてより高い目的、目標を実現していく、そのような環境を整えてまいります。
         日本化薬グループの一人ひとりが、自分の仕事を通じて、持続可能な社會にどのような価値を提供することができるかを真摯に考え、一丸となって取り組む、それによって日本化薬グループが社會からも必要とされる企業となる、私はこれを先導していくつもりです。

         世界では、人口の増加に伴う食料?水の不足、児童労働など労働環境に関する問題、地球溫暖化の進行など、気候変動に関する「パリ協定」や國連の「持続可能な開発目標(SDGs)」で提起された課題が山積しています。當社グループの事業環境では、IoTをはじめとする高度情報化社會が進展する中で、より高機能で省エネルギー?省資源?低環境負荷の化學品素材が求められています。醫療分野では、國內の醫療費の増大が社會的な問題となっています。自動車社會は世界中で拡大を続けており、車の安全性向上はさらに重要な課題となっています。當社グループには機能化學品事業、醫薬事業、セイフティシステムズ事業、アグロ事業があり、これらを解決するために日々取り組んでいます。

         一方で、私たち化學産業には長期的な環境面のリスクと機會を捉えた事業運営を行うことも求められています。これらは非常に難しい課題ですが、當社グループには「世界的すきま発想?!工趣いΕ畅`ポレート?スローガンがあります?!袱ⅳ甑盲胜ぁ工人伎纪V工工毪韦扦悉胜?、「もしかしたら結び付くのではないか?」というフレキシブルで多角的な考え方を大事にすることで解決策を見出し、事業を通じて社會に必要な価値を提供し続けていきたいと考えています。

         2019年度はその終盤から新型コロナウイルス感染癥により世界中が大きな影響を受けました。當社グループでは変化する狀況をグローバルに把握?対応することで、従業員の安全を確保しつつ、影響を最小限に留めるべく努力を続けています。ただ、このようなときだからこそ、私たちが持続可能な社會や環境のために何を優先的に取り組む必要があるのかを、あらためて考える機會にしていきたいと考えています。當社では現在、経営層?事業部門?一般管理部門が一體となって「ありたい姿」の議論を進めています。今後、世界経済への不透明感が懸念される中でも、働き方や社會環境の大きな変化に対応していく必要があります。持続可能な社會に必要とされる當社グループの「ありたい姿」や、事業を通じて提供できる価値をあらためて考え、そのための取り組みを、スピード感を持って推進していきます。

         今後もコーポレート?ガバナンスやコンプライアンスの徹底、環境への配慮を重視し、高い倫理観を持ってCSR経営を実踐しながら企業価値を高めてまいります。ステークホルダーの皆さまにおかれましては、引き続き一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

        代表取締役社長 涌元厚宏

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